大谷翔平7号記念ボール ゲットしたのは本拠地ファンではなく…「仕事で来て 幸運を手にした」

[ 2024年4月27日 09:08 ]

イアン・ゴンザレスさん
Photo By スポニチ

 ドジャースの大谷翔平投手(29)が26日(日本時間27日)、敵地でのブルージェイズ戦の初回、今季7号を放ち、デーブ・ロバーツ監督(51)が持つドジャースの日本生まれ選手の最多本塁打記録に並んだ。

 その記念すべき本塁打ボールを右翼のブルペン後方の席で手にしたのはイアン・ゴンザレスさん(26)。

 ブルペンで弾んで飛んできたボールに手を伸ばしてキャッチした。大谷に大ブーイングを送ったブルージェイズファンの1人かと思いきや、ゴンサレスさんは何とニューヨーク在住のヤンキースファン。「素晴らしいよ。あなたたちはうれしくないかもしれないけれど、実はヤンキースファンなんだ。トロントに仕事で来て、そして試合を見に来て、幸運を手にした」と満面の笑顔だった。

 ボールをどうするかはまだ決めておらず、「彼に会って、サインを頼むかもしれない」。ドミニカ共和国出身ゆえにファン・ソトのファンとのことだが、「翔平のことはもちろん知っている。彼にはヤンキースに来て欲しかった。すごい選手だからね」と絶賛を繰り返す。これで大谷のファンになるかと問われると、「どうかな。後で会えたらいいね!」と最後まで笑顔が抑えきれない様子だった。(トロント・杉浦 大介通信員)

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2024年4月27日のニュース