オリックス　杉本が先制適時打　直前に吉田正が申告敬遠「自分で勝負してくると思っていた」

SMBC日本シリーズ2022第6戦   オリックスーヤクルト （ 2022年10月29日    神宮 ）

＜ヤ・オ＞6回2死一、三塁、先制適時打を放ち、ベンチに向かってガッツポーズの杉本（撮影・北條　貴史）
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　オリックスは29日、「SMBC日本シリーズ2022」第6戦で貴重な先制点を挙げた。

　両軍、無得点で迎えた6回、2死一、二塁で杉本が、小川の142キロ直球を右前に運び、先制適時打。直前で吉田正が申告敬遠を受ける中、見事な一打を放った。

　「（山崎）福也が頑張って投げてくれていたので、何とか先制点を、と思っていましたし、あの場面、自分で勝負してくると思っていたので、なんとか打ててよかったです！」

　5回までヤクルト先発の小川の前に、2安打に抑えられていたが、杉本が大仕事。試合前の円陣でも盛り上げたラオウが、バットでも見せた。

　勝てば日本一に王手を掛ける一戦で、先手を奪った。