SNS連動企画「虎党が選ぶ月間MVP」9、10月度は湯浅　“アツアツ”な投球に虎党酔いしれた

阪神・湯浅（撮影・北條　貴史）
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　ツイッター連動企画「ファンが選ぶ月間MVP」の9、10月度に湯浅京己投手（23）が選出された。10試合に登板し、防御率0・00、8ホールドをマーク。今季は初タイトルとなる「最優秀中継ぎ投手」も手中に収めた若き剛腕。虎党も“アツアツ”な投球に酔いしれた。（取材・構成＝遠藤　礼、石崎　祥平、長谷川　凡記、阪井　日向）

　「無双」と書いて「ゆあさあつき」と読む。それほど見る者に強烈な印象を残したまま、湯浅は飛躍のシーズンを完走してみせた。

　7月2日の中日戦から始まった連続無失点記録は、4カ月をまたにかけ28試合まで伸びた。チームが熾烈（しれつ）なクライマックスシリーズ進出争いを演じた9、10月も、計10試合登板とフル回転し、1点も与えず勝利に貢献し続けた。総票数3428で実に2329票を集める圧勝。虎党からも、賛辞の声がやまなかった。

　虎ーマンさんは「湯浅投手は安定した投球で鉄壁投手陣を引っ張っていってくれたと思います」と文句なしの選出を強調。けーたろ！猛虎さんも「文句なしで湯浅投手です！ピンチの場面でもきちんと0に抑えて帰って来る姿に年齢以上の頼もしさを感じます」と「若虎」のカテゴリーを飛び越えた主力級の安定感と存在感を理由に挙げた。れいなさんは1点優勢の8回2死一、三塁のピンチを断った9月14日の広島戦を生観戦。「アツアツなピッチングと魂のこもった投球、少年のような喜び方など沢山ワクワクさせてもらいました！」と魅了された。

　自身初のタイトル「最優秀中継ぎ投手」も手にするなどシーズン通して活躍。意外にも「ファンが選ぶ月間MVP」は初受賞の右腕は本紙に喜びの声を寄せた。「ありがとうございます。ファンの方に選んでもらえるのはすごく光栄なことですし、来年もしっかり結果を出せるようにこのオフを大事に過ごしていきたいと思います」

　早くも来季の守護神に名乗りを上げるなどブレークしても立ち止まる気はない。“アツアツ”な投球で、これからもスタンドを沸かせ続ける。（ツイート内容は原文のまま）