東海大菅生1メートル90のエース日當が12回177球1失点完投で4強進出 高校野球秋季東京大会

[ 2022年10月29日 17:36 ]

高校野球・秋季東京大会準々決勝   東海大菅生2―1国士舘 ( 2022年10月29日    スリーボンド八王子 )

<国士舘・東海大菅生>177球を投げ抜き、12回1失点完投で4強進出に貢献した東海大菅生のエース日當
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 東海大菅生のエース・日當(ひなた)直喜(2年)が延長12回12安打を浴びながら1失点完投にまとめ、チームを4強に導いた。

 1メートル90の上背から「ウリャーッ」と大声を上げ、力の限り右腕を振った。12回1死から連続三振でゲームセット。日當が仲間と喜びを分かち合った。

 「声は自然と出ました。若林先生(弘泰監督)から“気持ちは技術を上回る”と言われていたので…」。初回に4連打も、バックの好守で無失点に切り抜ける。3回に同点とされたが、4回以降はゼロを連ねた。熱投177球に、若林監督も「走者が出ても粘り強く投げてくれた」と背番号1を称えた。

 来月12日の準決勝では昨秋から公式戦3連敗中の日大三と激突。日當が語気を強めた「2週間あれば秋のチームは変わると思います。自分が引っ張っていきたい」。長身エースがさらに頼もしく見えた。

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2022年10月29日のニュース