オリックス　1安打完封リレーで“念願”の日本一王手　ヤクルト相手に初めて先に王手

SMBC日本シリーズ2022第6戦   オリックス3－0ヤクルト （ 2022年10月29日    神宮 ）

＜ヤ・オ＞9回、紅林の送りバントをマクガフが悪送球する間に安達が生還、ガッツポーズの中嶋監督（撮影・島崎忠彦）
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　オリックスが、29日の「SMBC日本シリーズ2022」第6戦でヤクルトに3－0で勝ち、通算3勝2敗1分けで、日本一に王手を掛けた。

　先発の山崎福が5回を1安打無失点と好投すると、6回に杉本が先制適時打を放ち、先手を奪う。ここでオリックスは得意の継投策に回り、6回は宇田川、7回は平野佳、8回は山崎颯が無失点でつなぐと、9回に相手の失策もあり、2点を追加。そして9回はワゲスパックが逃げ切りに成功し、継投による1安打完封リレーを達成した。許した安打は初回、先頭の塩見のみ、という“スミ1安打”となった。

　ヤクルトとの日本一決戦は2年連続4度目。過去3度はオリックスが敗れており、4度目の正直を狙う。過去3度はヤクルトに先に王手を掛けられ、オリックスが先に王手を掛けるのは今回が初めてとなる。

【過去のオリックス―ヤクルトのオリックス側から見た勝敗】
1978年　〇●〇●●〇●　3勝4敗
1995年　●●●〇●　　　1勝4敗
2021年　〇●●●〇●　　2勝4敗
※1978年は阪急