DeNA三浦監督 プロ10年目で初犠打成功の宮崎に「ベンチもグッと気持ちが一つに」「ナイスバント」

[ 2022年10月9日 19:19 ]

セCSファーストステージ第2戦   DeNA1―0阪神 ( 2022年10月9日    横浜 )

<D・神>7回無死一塁、宮崎は送りバントを決める(撮影・大森 寛明)
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 DeNAの宮崎敏郎内野手(33)がクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ第2戦・阪神戦(横浜)でレギュラーシーズン、ポストシーズン(PS)を合わせてプロ初となる犠打を決めた。

 前日8日の第1戦では相手先発投手が相性の悪い青柳ということでベンチスタートとなったが、この日は“定位置”の「5番・三塁」で先発出場。1―0で迎えた7回だった。先頭の4番・牧が右翼フェンス直撃の単打で出塁。続いて第3打席に入った宮崎は2球目からバントの構えを見せ、2ボールからの3球目を送りバント。打球はマウンドの2番手右腕・西純が処理して宮崎にタッチし、犠打成功となった。

 プロ10年目の宮崎はここまでレギュラーシーズンで957試合に出場し、3666打席に立って犠打なし。犠打はCS、日本シリーズのポストシーズンも合わせて982試合3767打席目で初となった。

 得点には結びつかなかったものの、三浦大輔監督(48)が見せた執念采配。試合後、宮崎の送りバント成功について聞かれると「うまかったですね。ナイスバントです。その話はCS入る前からどの場面でもというところは話もしますし、点にはならなかったですけれどもきっちり決めてくれて、ベンチもグッと気持ちが一つになりましたから。ナイスバントです」と称える指揮官だった。

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2022年10月9日のニュース