日本ハム・達がフェニックスLの「チーム開幕投手」に 自己最長投球回に挑む

[ 2022年10月9日 06:00 ]

日本ハム・達
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 日本ハムのドラフト1位・達が10日、「みやざきフェニックス・リーグ」開幕戦となる日本独立リーグ野球機構選抜戦に先発する。8日は千葉・鎌ケ谷での秋季練習に参加し「課題は投手有利のカウントにもっていくこと。長い回を投げて、来年にしっかりつながるような最後の試合にしたい」と力強く話した。

 今季2軍では13試合に登板して0勝4敗、防御率6・26。1軍デビューとなった9月25日の楽天戦では、最速148キロをマークし、3回1安打無失点だった。1、2軍含めた計14試合で今季は3イニングが最長。「なるべく球数少なく長い回を投げられればベスト」と自己最長更新を誓った。

 「これから先、長く野球をやりたいので、そのための最初の1年は結構大事」と1年目は体づくりに主眼を置いて取り組んできた。体重は入寮時から4~5キロ増の92~93キロ。筋肉量も同じく4~5キロ増えて70キロ台中盤とし「自分でもびっくりするくらいの数字」と想定を上回ったという。

 同リーグの開幕投手を務めるのも球団の期待の表れ。新庄監督は来季の開幕投手に加藤を指名したが、開幕投手の座を諦めていない新人右腕は「発表されて一瞬諦めそうになったけど、諦めたら終わり。モチベーションにもなるし、そっちの方が面白くないですか?」と大逆転を狙って猛アピールを開始する。(東尾 洋樹)

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2022年10月9日のニュース