【西武・辻監督に聞く(1)】ラストゲーム「勝てなかったのが残念で仕方ない。悔しいですね」

[ 2022年10月9日 19:05 ]

パCSファーストステージ第2戦   西武2―8ソフトバンク ( 2022年10月9日    ペイペイD )

<ソ・西>ファンに挨拶する辻監督(撮影・中村 達也)
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 今季限りでの退任が発表された西武・辻発彦監督(63)が、退任発表後に報道陣の囲み取材に応じた。退任が決まった辻監督は晴れやかな表情で取材に応じた。

 辻監督との一問一答は以下の通り。

 ――奥村球団社長とはどのような話を?

 「6年間ありがとうございました、と」

 ――今日が監督としてラストゲーム。

 「久々にCSに来て、敵地でやって、本当に勝てなかったのが残念で仕方ない。悔しいですね」

 ――監督生活6年間を振り返って。

 「この年になって6年間もユニホームを着て、若い選手たちと一緒にグラウンドに立てて、ボールを投げたりノックをしたり…。非常に自分の中では楽しい日々でした。試合になったらそういうわけにはいかないんで。わくわくもしたり、ドキドキもしたり、怒ったりいろいろと喜怒哀楽を出したりしたけど、やっぱり野球は楽しいです。そういう意味ではちょっと寂しい気がする」

 ――6年間で2度のリーグ優勝、Aクラスが5度。

 「僕の実績でもなんでもない。その時の選手たちが本当に頑張ってくれて、監督の仕事してはまだまだ未熟。選手たちがいかにグラウンドで精一杯力を出せるように、そういう雰囲気であったり、そういう場をつくるのが仕事だと思っていた。2度の優勝は非常にいい思い出」

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2022年10月9日のニュース