0-0の15回にサヨナラ本塁打!新人ゴンサレスの一振りでガーディアンズが地区シリーズ進出

[ 2022年10月9日 08:06 ]

15回にサヨナラ本塁打を放ったオスカル・ゴンサレス(AP)
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 ア・リーグのワイルドカードシリーズ(WCS)、第3シード・ガーディアンズと第6シード・レイズの第2戦は、8日(日本時間9日)にクリーブランドで行われ、ガーディアンズが延長15回1-0のサヨナラ勝ちで昨日に続いて連勝、シリーズを制した。AP通信が報じた。

 延長14回まで0-0と得点の入らない大リーグ史上最も長いポストシーズンの試合だったが、15回裏先頭の5番オスカル・ゴンサレス(24)がレイズ8番手投手のコーリー・クルーバーの2球目85マイル(約136・8キロ)の真ん中低めカッターを左翼スタンドに叩き込んだ。4時間57分の試合で、両軍合わせて16人の投手が登板、432球目が初得点で最後の1球となった。これまで最も長く無得点で進んだのは20年のナ・リーグワイルドカードシリーズのブレーブス対レッズの第1戦で、0-0のまま13回に入り、フレディ・フリーマンのサヨナラ打で決着がついている。

 ガーディアンズは今季の大リーグで最も若いチーム。17人がメジャーデビューを果たしたが、ゴンサレスもそのうちの一人。試合後ゴンザレスは「今の気持ちは表現できない。ファンの歓声が凄かったし信じられない。打席では曲がり球で攻めてくるとわかっていたから、それを待っていた。上手く打ててよかった」と話した。ガーディアンズは11日(日本時間12日)からニューヨークでヤンキースとの地区シリーズに臨む。

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2022年10月9日のニュース