立大が東大に連勝で勝ち点2 ドラフト候補の右腕・荘司が7回2失点 3番・道原は2安打2打点

[ 2022年10月9日 15:13 ]

東京六大学野球秋季リーグ   立大3―2東大 ( 2022年10月9日    神宮 )

東大戦で7回1安打1失点11奪三振と好投した立大・荘司(撮影・田中 健人)
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 立大が押し出し四球でサヨナラ勝ちを収め、勝ち点を2に伸ばした。

 立大は、今秋ドラフト上位候補の右腕・荘司康誠投手(4年=新潟明訓)が先発。初回、2回と3者凡退に抑える安定した立ち上がりを見せた。3回に1安打を許したのみで、7回1安打無失点。「ストレートはあまり走っていなかった」とスライダーを軸に11三振を奪い「決め球(スライダー)がいい高さとコースに決められていた。しっかり投げ切れたのが良かったです」と手応えを口にした。

 視察した日本ハム・稲葉篤紀GMは「長いイニングを見たのは初めてだったが、変化球もしっかりと投げながら、直球も速い。投げ下ろしの角度もあるし三振も11個取って、ポテンシャルは非常に高い」と評価した。

 試合は1―1の8回2死三塁からプロ志望届を提出している3番・道原慧外野手(4年=駒大苫小牧)が一時勝ち越しとなる右中間への適時三塁打を放ち、2―2の9回2死満塁ではサヨナラの押し出し四球を選ぶなど、2安打2打点の活躍。「(勝ち越し打は)状態は良かったので、あまりなにも考えずにセンター方向に強く打ち返すと意識して行きました」とうなずいた。

 20日にはドラフト会議が迫る中、「試合は平常心でやりたいですし、あまりは意識していないです。いい結果が出ればいいなと思います」と話した。

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2022年10月9日のニュース