五十嵐亮太氏、CSソフトB注目は「2人の苦労人」 星野伸之氏、オリックスは「西武の方が戦いづらい」

[ 2022年10月6日 23:00 ]

(左から)ソフトバンク・藤本監督、オリックス・中嶋監督、西武・辻監督
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 野球解説者の星野伸之氏(56)と五十嵐亮太氏(43)が6日放送のNHKBS1「スポーツ酒場“語り亭”プロ野球クライマックスシリーズ直前SP!」(後8・00)に出演。8日に開幕するクライマックスシリーズ(CS)のパ・リーグ出場チームのキーマンと展望を語った。

 今回はソフトバンク代表としてスタジオ出演した五十嵐氏はキーマンに2人の投打の苦労人を指名。一人はプロ12年目の牧原大成内野手(29)の名を挙げ、走攻守でチームを鼓舞する牧原が「いかに3、4、5番につなげられるか」と今季さまざまな打順で出場した29歳のユーティリティー性と対西武との好相性に期待。もう一人は2年前に(広島から)戦力外を経験し、今年チームに加入した藤井皓哉投手(26)の名を挙げた。持ち味である落差の大きいフォークが魅力で僅差が予想される戦いで力を発揮してくれると予想。同じくスタジオ出演した野球解説者の宮本慎也氏(51)も「(2人は)数少ないチャンスをものにしてきているはずなので。ドラフト上位とかで入ってきている選手とはちょっと違うと思う。そういった努力してきている姿をチームメイトも見てきていると思うんで、いい影響はあると思います」と苦労してきた選手がチャンスの限られた短期決戦で力を発揮するという考えに同意した。

 星野氏は、オリックスのキーマンに宇田川、山崎颯、阿部の中継ぎ陣0点トリオを挙げた。それに加え、シーズン終盤のソフトバンクとの重要な直接対決3連戦で3連勝を飾ったこともあり短期決戦では「(ソフトバンクは)強いんですけど、そこまで恐怖がない」と持論を展開。むしろゲーム中盤の投手陣の我慢比べという点においては「西武の方が戦いづらい」とした。

 連覇を飾ったオリックスへの挑戦権を得るのは、優勝マジック1で迎えたシーズン最終戦という最後の最後で悔しい思いをした2位・ソフトバンクか、終盤の7連敗で優勝争いから脱落してしまったが、本塁打王・山川を擁する3位・西武か。注目の戦いは、8日14時からペイペイドームで幕を開ける。

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2022年10月6日のニュース