巨人・井上 「投球の幅も広がる」 チェンジアップ磨いて先発ローテへ 

[ 2022年10月6日 22:34 ]

トレーニングを行う巨人・井上
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 巨人・井上温大投手(21)はチェンジアップを磨き飛躍を期す。川崎市のジャイアンツ球場で汗を流した高卒3年目左腕は「来年は先発ローテーションに入って1年間投げ続けたい」と意気込んだ。

 今季は4試合に先発し念願のプロ初勝利。24イニングで27奪三振と、武器の直球とスライダーで三振を量産し「思っていたよりも三振が2軍と変わらず取れていた。そこは自分の長所というか、自信が付いた」と手応えを語った。その一方で、2巡目、3巡目に捉えられることが多く「追い込むまではいってもそこから何球も粘られて仕留められてしまう」と課題を口にした。

 第3の武器の習得を目指す。来季へ向け「チェンジアップだったりそっち系のボールがもっと投げられていったら投球の幅も広がる」と意欲。「今まではいいものを求めすぎていた。どんなしょぼい球でもまずは(打者に)投げてみて」と実戦で試していく。
 「ストンと落ちなくても、球速さえ変わったら」と井上。期待の左腕が実りの秋とする。

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2022年10月6日のニュース