大リーグの全日程が終了 7日からWCシリーズ WS優勝オッズの一番手は3倍のドジャース

[ 2022年10月6日 09:03 ]

ロッキーズ戦で今季12勝目を挙げたドジャースのカーショー(AP)
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 大リーグは5日、レギュラーシーズンの全日程を終了。7日からはア・リーグとナ・リーグのワイルドカードシリーズが始まり、ワールドシリーズ進出を目指したポストシーズン(出場全12チーム)の戦いがスタートする。

 最高勝率で第1シードとなったのはア・リーグがアストロズ(・654=106勝56敗)で、ナ・リーグはチームのシーズン最多勝記録を更新したドジャース(・685=111勝51敗)。ドジャースは最終戦でロッキーズを6―1で下し、先発したクレイトン・カーショー(34)は5回を1安打、1失点、9奪三振で今季12勝目(3敗)を挙げた。また通算奪三振は2807となり、サイ・ヤング(2803)を抜いて歴代24位に順位を上げた。

 最終戦でパドレスに勝ったジャイアンツは81勝81敗。勝率5割ちょうどはチーム史上初めてで、前年に100勝以上をマーク(昨季は107勝)したチームが5割以下となったのはこれが史上8チーム目となった。

 なおプレーオフの組み合わせは下記の通り。ウィリアム・ヒル社のワールドシリーズの優勝オッズでは、ドジャーズが3倍でトップ、4・75倍のアストロズが2位に続き、5倍のヤンキースが3位、連覇を狙うブレーブスは6・5倍で4位となっている。

 <ワイルドカードシリーズ・組み合わせ>
 ▼ア・リーグ
(3)ガーディアンズ―(6)レイズ
(4)ブルージェイズ―(5)マリナーズ
 ▼ナ・リーグ
(3)カージナルス―(6)フィリーズ
(4)メッツ―(5)パドレス
 *カッコ内の数字はシード順。アストロズ、ヤンキース、ドジャース、ブレーブスは地区シリーズから登場

 <ア・リーグ順位>
 ▼東地区
(1)★ヤンキース(99勝63敗)
(2)☆ブルージェイズ(92勝70敗)
(3)☆レイズ(86勝76敗)
(4)オリオールズ(83勝79敗)
(5)レッドソックス(78勝84敗)
 ▼中地区
(1)★ガーディアンズ(92勝70敗)
(2)ホワイトソックス(81勝81敗)
(3)ツインズ(78勝84敗)
(4)タイガース(66勝96敗)
(5)ロイヤルズ(65勝97敗)
 ▼西地区
(1)◎アストロズ(106勝56敗)
(2)☆マリナーズ(90勝72敗)
(3)エンゼルス(73勝89敗)
(4)レンジャーズ(68勝94敗)
(5)アスレチックス(60勝102敗)

 <ナ・リーグ順位>
 ▼東地区
(1)★ブレーブス(101勝61敗)
(2)☆メッツ(101勝61敗)
(3)☆フィリーズ(87勝75敗)
(4)マーリンズ(69勝93敗)
(5)ナショナルズ(55勝107敗)
 ▼中地区
(1)★カージナルス(93勝69敗)
(2)ブルワーズ(86勝76敗)
(3)カブス(74勝88敗)
(4)レッズ(62勝100敗)
(5)パイレーツ(62勝100敗)
 ▼西地区
(1)◎ドジャース(111勝51敗)
(2)☆パドレス(89勝73敗)
(3)ジャイアンツ(81勝81敗)
(4)ダイヤモンドバックス(74勝88敗)
(5)ロッキーズ(68勝94敗)
 ◎は第1シード、★は地区優勝、☆はワイルドカード

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