2年101億円を残し、コレアはオプトアウトの意向 ツインズから長期契約を勝ち取れるか

[ 2022年10月6日 10:44 ]

ツインズのカルロス・コレア
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 ミネソタ・ツインズのカルロス・コレア遊撃手(28)がシーズンを終え、5日(日本時間6日)地元記者と今後について話した。MLB公式サイトが報じている。今季は打率・291、出塁率・366、長打率・467、22本塁打の好成績。WAR(同じポジションの代替可能選手に比べてどれだけ勝利数を上積みしたか)5・4もチーム1位。若手を支えるチームリーダーでもあった。

 コレアは3年1億530万ドルの契約で、今年からツインズでプレーしているが、シーズンが終わればオプトアウトもできる。そしてその意向であると記者たちにほのめかしている。「今後についてはまずフロントと話し合って彼らの心の状態を知りたい。結婚というか、長期的な関係について話している。そこからだね。でもみなさん長くこのゲームを見ているから、どういう決断になるかはわかるだろう」と言う。

 あと2年7020万ドル(約101・5億円)残っているが、それを破棄しても良い。今、彼が求めているのは長期契約だ。もちろんツインズ残留の可能性も十分にある。10月のフロントとの話し合いで、満足できる延長オファーが得られればだ。コレアは「ミネソタでの1年間を楽しめたし、このチームが好き。妻も同じで、チームメートの奥さんたちとも仲良くやれている。妻が幸せなら、自分も幸せ」と言う。その上で「でも同時に子供や家族を養っていかないといけない。願わくば、ツインズには自分や自分という選手をしっかり見て欲しい。野球に情熱を捧げ、愛している。本気の話し合いをしてくれれば」と期待する。

 ミネソタはマーケットの大きさでいうと18番目。通常なかなか大物FA選手は取れない立場。ちなみに1年前、FAだったコレアは総額3億3千万ドル以上の長期契約を求めていたと報じられている。

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2022年10月6日のニュース