ナ・リーグの首位打者は1厘差でメッツのマクニール QSではパドレスのダルビッシュが1位

[ 2022年10月6日 11:58 ]

ナ・リーグの首位打者となったメッツのマクニール(AP)
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 ナ・リーグの首位打者争いを制したのはナショナルズとの最終戦を欠場したメッツのジェフ・マクニール(30)で打率は・326。メッツの選手が首位打者になったのは2011年のホセ・レイエス(打率・337)以来、11年ぶり史上2人目となった。

 2位で追っていたドジャースのフレディ・フリーマン(33)は最終戦のロッキーズ戦で4打数3安打。打率を・322から・325に上げたが、わずか1厘差でマクニールがタイトルを獲得した。

 6イニング以上を投げて自責3以内に抑えた場合のクオリティ・スタートでは自己最多に並ぶ16勝(8敗)を挙げたパドレスのダルビッシュ有(36)が25回でナ・リーグではトップ(両リーグ2位タイ)。両リーグ全体の打率は・243で、これは1968年の・237に次いで2番目に低いアベレージとなった。

 またドジャース(111勝)、アストロズ(106勝)、ブレーブス、メッツ(ともに101勝)の4チームが100勝以上をマークしたが、これは2019年に並ぶタイ記録。一方、パイレーツ、レッズ(ともに100敗)、アスレチックス(102敗)、ナショナルズ(107敗)の4チームが100敗以上を記録。これは2002、19、21年に続いて史上4回目の出来事となった。

 <ナ・リーグの個人成績>
 ▼打率
(1)ジェフ・マクニール(30=メッツ)・326
(2)フレディ・フリーマン(33=ブレーブス)・325
(3)ポール・ゴールドシュミット(35=カージナルス)・317
 ▼本塁打
(1)カイル・シュワーバー(29=フィリーズ)46本
(2)ピート・アロンソ(27=メッツ)40本
(3)オースティン・ライリー(25=ブレーブス)38本
 ▼打点
(1)ピート・アロンソ(27=メッツ)131
(2)ポール・ゴールドシュミット(35=カージナルス)115
(3)フランシスコ・リンドーア(28=メッツ)107
 ▼安打数
(1)フレディ・フリーマン(33=ブレーブス)199
(2)トレイ・ターナー(29=ドジャース)194
(3)ポール・ゴールドシュミット(35=カージナルス)178
 ▼盗塁
(1)ホルヘ・バーティー(32=マーリンズ)41
(2)トミー・エドマン(27=カージナルス)32
(3)ロナルド・アクーニャJR(24=ブレーブス)29
 ▼投手勝利数
(1)カイル・ライト(27=ブレーブス)21勝(5敗)
(2)フリオ・ウリアス(26=ドジャース)17勝(7敗)
(3)ダルビッシュ有(36=パドレス)16勝(8敗)
(3)トニー・ゴンソリン(28=ドジャース)16勝(1敗)
 ▼投手防御率
(1)フリオ・ウリアス(26=ドジャース)2・16
(2)サンディ・アルカンタラ(27=マーリンズ)2・28
(3)マックス・フリード(28=ブレーブス)2・48
 ▼セーブ数
(1)ケンリー・ジャンセン(35=ブレーブス)41
(2)ジョシュ・ヘイダー(28=パドレス)36
(3)ダニエル・バード(37=ロッキーズ)34
 ▼奪三振数
(1)コービン・バーンズ(27=ブルワーズ)238
(2)カルロス・ロドン(29=ジャイアンツ)237
(3)アーロン・ノラ(29=フィリーズ)235
 ▼クオリティー・スタート
(1)ダルビッシュ有(36=パドレス)25回
(2)サンディ・アルカンタラ(27=マーリンズ)24回
(3)マイルズ・マイコラス(34=カージナルス)22回

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2022年10月6日のニュース