カブス鈴木誠也 来季に向け手応え十分 メジャー移籍初年度終え「もう終わってしまうんだ」

[ 2022年10月6日 08:13 ]

シーズン最終戦前、フィールドで今季総括会見に臨んだ鈴木誠也選手(撮影・杉浦大介通信員)
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 カブスの鈴木誠也外野手(28)は5日(日本時間6日)、今季最終戦となるシンシナティでのレッズ戦に「2番・右翼」で出場し、3打数0安打1四球だった。チームが大量リードを奪った7回表、代打を送られて退いた。

 鈴木はメジャー1年目の今季、111試合に出場し、打率.262、14本塁打、46打点という成績で終えた。この日の試合前、鈴木はフィールドでメディア対応。「やっているときは長いなと思いましたけど、今は「もう終わってしまうんだ」という感じ」と述べるなど、5年8500万ドルの大型契約で大きな期待を背負って迎えた1年目を感慨深げに振り返った。

 4月、ナ・リーグの月間最優秀新人に選ばれる好スタート。ただ、以降は故障と不振も経験し、「成績的にはものすごく不甲斐ないですし、全然納得はいってない」。ただ、長いシーズンの中で様々な形で適応し、「いろんなことが経験できた1年だったんで、来年に生きる」と手応えも感じた様子。実際に9月は打率.321、3本塁打と上り調子でシーズンを終え、「環境の慣れというのが一番、僕の中で大きかった。来年はすんなりとこっちにも来れると思う。そういった意味では(2年目は)すごいやりやすいと思う」と早くも来季を見据えていた。

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2022年10月6日のニュース