今秋ドラフト候補の亜大・田中幹也が4盗塁 通算47盗塁で野村謙二郎氏の歴代最多まであと5に

[ 2022年10月6日 13:44 ]

東都大学野球秋季リーグ ( 2022年10月6日    神宮 )

<駒大・亜大>初回、二盗する亜大・田中幹(撮影・木村 揚輔)
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 1回戦が行われ、亜大が序盤から主導権を握り、駒大に快勝。今秋ドラフト候補で主将の1番・田中幹也内野手(4年=東海大菅生)が3安打2打点4盗塁と躍動し、チームをけん引した。

 試合開始前から降り続く雨でグラウンド状態も良くなかったが、亜大の韋駄天には関係ない。初回先頭で二塁内野安打で出塁すると、すかさず二盗。その後三塁まで進み、3番・藤江亮太内野手(4年=享栄)の右前打で先制のホームを踏んだ。5回1死一、二塁では左中間への2点二塁打を放つと、6回にも出塁して二盗を決めた。さらに9回にも二盗、三盗を決め、1試合4盗塁。「今日は出来過ぎかなと思います。これを継続していきたい」とはにかんだ。

 今秋はこれで9盗塁で、通算は47盗塁まで伸ばした。リーグ記録の駒大・野村謙二郎(元広島監督)の52盗塁まであと5に迫り、今秋は最大で残りあと5試合。記録更新も現実味を帯びてきたが「記録のためにやるわけではないですけど、勝ちにつながるように自分が(塁に)出て走るというのはチームを勢いづけることだと思う。これからの試合もやっていきたい」と意欲を見せた。

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