【大谷翔平と一問一答(1)】史上初W規定達成「個人的には良かった」「今日で終わってしまうのは不本意」

[ 2022年10月6日 10:29 ]

<アスレチックス・エンゼルス>試合後、取材に応じる大谷(撮影・白鳥 佳樹)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(28)は5日(日本時間6日)、今季最終戦となる敵地オークランドでのアスレチックス戦に「3番・投手兼DH」でスタメン出場し、5回1安打1失点で9敗目(15勝)を喫した。打者では4打数1安打だった。チームは2―3で敗れた。メジャー5年目で規定投球回(162)に初めて到達。打者では2年連続で規定打席(502)をクリアしており、現行のメジャーでは初となる投打同時の規定達成を果たした。以下、試合後の一問一答。

 ――右手中指のマメは試合前から気になっていたか、投げている時にできたか。
 「できてはいましたけど、初回にむけて、という感じです」

 ――今年も歴史的な快挙を達成した。今季の活躍について、印象に残っているのは。
 「印象に残っているもの…。ほとんど、前のことは忘れてしましました」

 ――規定投球回へのこだわりは。
 「本来、こだわりはないけど、やってみないとわからない。本当に1つずつやっていくことに対しての規定に、(投打)2つやっている段階で(規定に)乗るかどうかが、自分が目指すべき数字なのかどうかは、やってみないとわからないので、それが分かったのはよかったのかなと思います」

 ――今年の春先に去年の成績がベースになると話していた。成績は思ったものを残せたか。
 「個人的に全体的には良かったかなと思いますけど、今日で終わってしまうのは不本意なところでもあるので。本来ならここからがスタート、本番という感じでいけたらもちろんいいんですけど。そこをめざして来年は頑張ります」

 ――来年、エンゼルスがプレーオフに進出するに必要なことは、また、その可能性は。
 「まずは自分自身が今年、またそれ以上、去年以上の成績を残せるかどうかによって、チームの助けになるかどうかが決まるので。個人的に僕にできることはそこ。正直、補強に関しては僕がどうこうできることころでないので、そこに関してはわからないですけど、オフシーズンの動きには期待しています」

 ――チームは可能性を秘めているか。
 「今年、台頭した選手もいますし、みんなが活躍できれば十分チャンスはあると思います。個人で結果が出なくても、みんなでカバーをしあえれば」

 ――フィル・ネビン監督代行への評価を。
 「評価される側なので、評価はしづらいですけど。もちろん難しい状況というか、始めから決まってやっている訳ではないですし。途中から難しい状況の中でやっていたと思うので。やれることは全力で、もちろん監督はやったと思いますし。選手もやれることはやったと思うのでそれが来年につながってくれれば、うれしいかなと思います」

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