オリ・杉本「CSと日本シリーズでは中心になれるように」巻き返しへ闘志

[ 2022年10月6日 05:00 ]

アップで笑顔のオリックス・杉本(撮影・岸 良祐)
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 リーグ連覇を達成したオリックスが2日間の休養日を経て、京セラドームで練習を再開した。日本一へのキーマンとなるのが杉本だ。「ボクはペナントレースの最後の方は全然(1軍に)いなくて貢献できていないので、CSと日本シリーズでは中心になれるようにしたいです」

 昨年は32本塁打で初のタイトルを獲得。打率も・301、83打点と4番打者としてチームをけん引した。しかし今季は半減以下の15本塁打で打率も・235、51打点。打順降格どころか打撃不振や新型コロナウイルス感染、左大腿部負傷で計4度も出場選手登録を抹消された。12日からのCSファイナルSへ気合が入るのは当然だ。

 ぎりぎり間に合った。連覇を決めた今季最終戦の2日楽天戦で昇格し、途中出場からの2打席目に左越え二塁打を放ち2打数1安打と復活の手応えはある。「まだヒット1本打っただけですが、ホッとしました。ファームでは打ち方や待ち方などいろいろと試しながらやってきた」。この日はグラウンドでは打撃練習を行わず「室内でやりました。状態はちょっといい感じです」と声も明るかった。

 昨年11月11日のロッテとのCSファイナルS第2戦では決勝2ランを放つなど大一番でも弱くない。今年も日本シリーズへ導く意地の一発を放つつもりだ。 (畑野 理之)

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2022年10月6日のニュース