日本ハム・野村、不動の「4番・三塁」になる!新庄監督が捕手挑戦プラン示唆も「ぶれずに」

[ 2022年10月6日 06:00 ]

日本ハム・野村
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 日本ハムの野村佑希内野手(22)が5日、千葉・鎌ケ谷での秋季練習に参加し、来季は「4番・三塁」の座を不動のものとすることを誓った。新庄剛志監督(50)がシーズン中に今オフの捕手挑戦プランを口にしたことを受け、既製のミットは準備したが、秋季練習で捕手練習の予定はない。「(その後は)聞いていないし、そんな簡単なことじゃない。三塁を勝ち取れるのが一番」と強い決意を示した。

 今季は故障などで離脱しながらも93試合に出場して打率・279、6本塁打を記録。4番として松本剛の27試合、清宮の22試合を上回るチーム最多52試合に出場した。打順には「ぶれずに4番を目指したい」と強いこだわりをのぞかせる。6本塁打中5発が4番として放ったもの。三塁手部門のファン投票で初選出された球宴は新型コロナウイルス感染で無念の辞退となったが、来季はチーム、そしてパ・リーグの三塁手の顔として飛躍を狙う。

 そのためにも中距離打者としての道を究める考えだ。昨オフ、ともに自主トレを行った松本剛が一発を捨てて打率・347で首位打者を獲得。それを引き合いに「打球を上げようと意識したら、長打も三振も増えた。本塁打王とかを見ていると打球のレベルが違う。見極めるのもこの世界で生きていく上で大事」と、まずは自身の長所を伸ばす考えだ。

 今季は清宮が三塁を守ることもあったが「あの人はまだ僕のグラブを使っているので、自分のグラブを持っていない人には負けないです」と冗談半分、本気半分で返答。来年3月30日の新球場での開幕戦に「4番・三塁」で出場するためにも、オフは攻守でレベルアップを目指す。(東尾 洋樹)

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2022年10月6日のニュース