阪神・中野 DeNA・今永攻略任せろ「嫌なイメージ全くない」 好相性だ今季9打数4安打で打率.444

[ 2022年10月6日 05:15 ]

ティー打撃を行う中野(撮影・北條 貴史)
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 阪神・中野はCSファーストステージ初戦で先発が見込まれるDeNA・今永の攻略へ、切り込み隊長として役割を全うすると誓った。

 「短期決戦は一試合も落とすことができないという状況の中で、自分が勢いをつけるか、つけないかは全然違うと思う。苦手なイメージも嫌なイメージも全くない」

 チームは今季29歳左腕に対して2勝2敗ながら、打率.211と攻略に苦しんだ。唯一、横浜スタジアムで戦った8月9日の一戦では4安打2得点で完投を許して敗戦。その一方で中野は今季の対戦成績9打数4安打の打率.444とチームトップの好成績を残しており、通算でも14打数6安打、同.429。「今永キラー」として強さを発揮している。得意にしていることについては「自分の打撃をすることだけを心掛けてやっている。その結果がいい方向にいっている」と謙遜したが、短期決戦でも相性を味方につけ、勝利に貢献する算段だ。

 「今年はハマスタ(横浜スタジアム)で勝てていないという部分もある。払拭するためにも1戦目が大事になる」

 敵地・横浜では目下8連敗中と苦戦。しかし9月27日、28日のヤクルト戦では2戦連続で先頭打者弾を放つなど一発も秘める若虎の一打が下克上を狙う猛虎を勢いづかせる。(長谷川 凡記)

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