ロッテ コーチ刷新 鳥越2軍監督退任 木村、河野、清水、的場コーチも任期満了で退団

[ 2022年10月6日 05:30 ]

18年から井口監督(右)に請われ、ヘッドコーチなどを務めた鳥越氏だったが…
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 ロッテ・鳥越裕介2軍監督(51)が5日、都内で球団と話し合いを持ち、今季限りでの辞任を申し出て了承された。2日に井口監督が3年ぶりBクラスの責任を取って電撃辞任。18年から井口監督に請われ、ヘッドコーチ、2軍監督の要職に就いた鳥越氏は「5年間、結果を残せなかったから仕方ない」と話した。20年にヘッドコーチとしてリーグ2位、21年は2軍監督としてイースタン・リーグ優勝と結果を残しながら潔く決断した。

 ソフトバンク時代から今宮らを育て、内野守備コーチのスペシャリストとして定評があった。ロッテでも、強打が売りの一方で、三塁守備に難があった安田を徹底的に鍛え上げ、今季ブレークした高部、山口、茶谷らを1軍に送り出していた。

 球団は鳥越氏の退団と併せて、木村龍治投手コーチ(52)、河野亮打撃コーチ(51)、清水将海バッテリーコーチ(47)、的場直樹戦略コーチ兼バッテリーコーチ補佐(45)の契約満了での退団も発表。いずれも井口監督と同じ青学大出身者や古巣ダイエー時代の同僚で、来季続投が既定路線だった指揮官が球団からコーチ陣の刷新を求められ、それを拒否した背景もあった。

 来季監督には生え抜きの福浦和也打撃コーチ(46)が候補に挙がるが、河合克美オーナー代行は「コーチ人事も含めて、まだ白紙」としており、今後、組閣を急ピッチで進める。

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