鳥谷敬氏&野村弘樹氏、セCSキーマンはともに2年目 “ハマ風”味方に佐藤輝か“阪神キラー”入江か

[ 2022年10月6日 22:05 ]

DeNAの入江(左)と阪神の佐藤輝
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 野球解説者でDeNAのOBでもある野村弘樹氏(53)が6日放送のNHKBS1「スポーツ酒場“語り亭”プロ野球クライマックスシリーズ直前SP!」(後8・00)に出演。8日に開幕するクライマックスシリーズ(CS)にセ・リーグ2位で出場するDeNAのキーマンに入江大生投手(24)の名を挙げた。また、野球評論家の鳥谷敬氏(41)はVTR出演。同3位・阪神のキーマンに佐藤輝明内野手(23)を指名した。

 6回終了時にリードを奪った試合の勝率が驚異の.944という数字を誇るDeNA。その数字を支えたのは鉄壁の中継ぎ陣トリオだ。7回を伊勢、8回をエスコバー、そして9回は守護神・山崎という盤石の方程式で、優勝したヤクルトに一時は4ゲーム差まで迫ったチームにおいて、野村氏は方程式トリオにつなぐ上でも6回に控える入江の存在が大きくなると強調。

 今季57試合に登板した2年目右腕の防御率は3.00だが、ファーストステージで迎え撃つ阪神戦に限ると0.84と抜群の成績を残している。そんな“阪神キラー”が6回に控えることで、自慢の先発陣が「前半から全力で飛ばすことができる」とDeNA側のアドバンテージを説いた。

 一方の阪神は、鳥谷氏がDeNA戦での盗塁成功率100%を誇る近本と、若き大砲・佐藤輝をキーマンに指名。特に甲子園を本拠地としている阪神打撃陣にとっては「打者にとってフォローの風が吹く横浜スタジアムは、風のことをあれこれ考えずに打席に立つことができる」と自身の経験を踏まえ心理的にはやりにくさはないと説明。今季20本塁打の佐藤輝に“ハマ風”が追い風になると語った。

 連覇したヤクルトを唯一追い上げたDeNAか、開幕9連敗からはい上がり、し烈な3位争いに勝利した阪神か。そして、阪神キラーの24歳右腕か、ハマ風に背中を押される23歳の大砲か。2年目同士の対決も楽しみな注目の戦いは、8日14時に横浜スタジアムで幕を開ける。

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2022年10月6日のニュース