ア・リーグ首位打者の打率は史上2番目に低い成績 大谷は奪三振で3位 投打4部門で4位以内

[ 2022年10月6日 10:45 ]

ア・リーグの首位打者となったツインズのアラエス(AP)
Photo By AP

 大リーグは5日に全日程を終了したために各部門のタイトルホルダーも決定。ア・リーグではツインズのルイス・アラエス(25)が打率・316で首位打者となったが、タイトルを獲得した選手の打率としては、1968年のカール・ヤストレムスキー(・301)に次ぐ低いアベレージとなった。

 ア・リーグ新記録の62本塁打を放ったヤンキースのアーロン・ジャッジ(30)は本塁打と打点の2冠。打率でも首位打者となったアラエスに5厘差で、あと少しで三冠王だった。また両リーグの本塁打数の2位は、ナ・リーグ1位のカイル・シュワーバー(29=フィリーズ)の46本。1位と2位の16本差は、1932年のジミー・フォックス(アスレチックス=58本)とベーブ・ルース=41本)の17本差に次いで大きな“格差”となった。

 両リーグで防御率1位のジャスティン・バーランダー(39=アストロズ)はタイガース時代の2011年以来、11年ぶり2回目のタイトル(最多勝は3回目)。39歳以上で両リーグの最優秀防御率を獲得したのは2005年のロジャー・クレメンス(当時アストロズ=43歳)に次いで2人目となった。

 エンゼルスの大谷翔平(28)は規定打席と規定投球回数をクリアしたため打者部門でも投手部門でも受賞資格があったが、ア・リーグ各部門での最上位だったのは奪三振(219)の3位。本塁打、勝利数、防御率では4位となった。 

 <ア・リーグの個人成績>
 ▼打率
(1)ルイス・アラエス(25=ツインズ)・316
(2)アーロン・ジャッジ(30=ヤンキース)・311
(3)ザンダー・ボガーツ(30=レッドソックス)・307
(39)大谷翔平(28=エンゼルス)・273
 ▼本塁打
(1)アーロン・ジャッジ(30=ヤンキース)62本
(2)マイク・トラウト(31=エンゼルス)40本
(3)ヨルダン・アルバレス(25=アストロズ)37本
(4)大谷翔平(28=エンゼルス)34
 ▼打点
(1)アーロン・ジャッジ(30=ヤンキース)131
(2)ホセ・ラミレス(30=ガーディアンズ)126
(3)カイル・タッカー(25=アストロズ)107
(7)大谷翔平(28=エンゼルス)95
 ▼安打数
(1)ボー・ビシェット(24=ブルージェイズ)189
(2)ホセ・アブレイユ(35=ホワイトソックス)183
(3)アメド・ロザリオ(26=ガーディアンズ)180
(14)大谷翔平(28=エンゼルス)160
 ▼盗塁
(1)ホルヘ・マテオ(27=オリオールズ)35
(2)セドリック・マリンズ(28=オリオールズ)34
(3)ランディ・アロザレナ(27=レイズ)32
(63)大谷翔平(28=エンゼルス)11
 ▼投手勝利数
(1)ジャスティン・バーランダー(39=アストロズ)18勝(4敗)
(2)フランバー・バルデス(28=アストロズ)17勝(6敗)
(3)アレク・マノア(24=ブルージェイズ)16勝(7敗)
(4)大谷翔平(28=エンゼルス)15勝(9敗)
 ▼投手防御率
(1)ジャスティン・バーランダー(39=アストロズ)1・75
(2)ディラン・シーズ(26=ホワイトソックス)2・20
(3)アレク・マノア(24=ブルージェイズ)2・24
(4)大谷翔平(28=エンゼルス)2・33
 ▼セーブ数
(1)エマニュエル・クラセ(24=ガーディアンズ)42
(2)リアム・ヘンドリクス(33=ホワイトソックス)37
(3)ジョーダン・ロマーノ(29=ブルージェイズ)36
 ▼奪三振数
(1)ゲリット・コール(32=ヤンキース)257
(2)ディラン・シーズ(26=ホワイトソックス)257
(3)大谷翔平(28=エンゼルス)219
 ▼クオリティー・スタート
(1)フランバー・バルデス(28=アストロズ)26回
(2)アレク・マノア(24=ブルージェイズ)25回
(3)マーティン・ペレス(31=レンジャーズ)23回
(3)シェーン・ビーバー(27=ガーディアンズ)23回
(31)大谷翔平(28=エンゼルス)16回

続きを表示

2022年10月6日のニュース