江川卓氏のCS展望 阪神・青柳-DeNA・今永の投手戦は「12回、0-0もある」 ヤクルトの希望は?

[ 2022年10月6日 16:02 ]

江川卓氏
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 野球評論家の江川卓氏(67)が、5日に更新した自身のYouTubeチャンネル「江川卓のたかされ」で、クライマックスシリーズ(CS)の展望を予想した。セパ両リーグのファーストS、ファイナルSを予想する中、セ・リーグの初戦については大胆な予想を展開した。

 セのファーストSで阪神と激突するDeNAについては「バランスの良いチーム」と評価。3戦2勝がファイナルS進出条件という中で、カギを握るのは初戦と予想して「多分、今永投手と青柳投手になると思う。この投げ合いで、1点でしょうね。どちらが1点取るのか。ちょっと下手すると延長12回、0-0の引き分けなんてことがあるかもね」と、息詰まる投手戦を想像する。

 それだけに「(初戦を)取った方が、ほぼ(勝ち抜けだ)よね。両方とも打てないと思う」と話し、迎え撃つヤクルトに関しては「ヤクルトとしては、どちらが上がってきた方が嫌かというと、多分DeNAの方が嫌だと思う。阪神の方が若干、打力が落ちる。しかも青柳さんが(ファイナルSの)頭に投げられないこともあるので、ヤクルトとしては阪神が上がってきてくれないかな、と思っているでしょうね」と想像し、ヤクルトについては、やはり村上をキーマンに挙げた。

 また、CSの制度について持論を展開。ファーストSはアドバンテージなしの3試合制(2勝勝ち抜け)で、ファイナルSは1位チームに1勝分のアドバンテージを設けた6試合制(アドバンテージも入れた4勝勝ち抜け)で行われる。3位と2位にアドバンテージがない状況に江川氏は「前から言っているが、(アドバンテージは)つくらないといけない。ペナントレースで1位、2位、3位を争うわけだから、2位と3位にも1試合のアドバンテージないと意味がない。2位と1位も2試合ないとダメ」と、ペナントレースの順位により重きを置くシステムを提案していた。

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2022年10月6日のニュース