ヤクルト村上 先制適時打で今季126打点目マーク 阪神ファンため息も「ホームランじゃなくてよかった」

[ 2022年9月6日 19:15 ]

セ・リーグ   ヤクルトー阪神 ( 2022年9月6日    甲子園 )

<神・ヤ20>4回 1死一、三塁 右前に先制適時打を放つ村上(撮影・成瀬 徹)
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 ヤクルトの村上宗隆内野手(22)は6日の阪神戦(甲子園)に「4番・三塁」で先発出場。第2打席に右前への適時打を放った。

 連敗中のチームを勢いづける一打となった。この日はセ・リーグ防御率トップの阪神先発・青柳との対戦。4回1死一、三塁の好機で、4球目チェンジアップを右前へはじき返した。これにより、今季126打点目をマーク。連続出塁も今季最長の30試合に伸ばした。

 青柳との通算対戦成績は、41打数17安打、6本塁打で打率.415。今季は、ここまで9打席で対戦し、7打数2安打2四球3三振で打率.286となっている。第1打席は、粘りをみせるも空振り三振だった。

 村上は「打ったのはチェンジアップです。先制のチャンスだったので、大振りせずコンパクトに打つことを心がけました。先制することができてよかったです」とコメントした。

 ネット上では、阪神ファンから「村上とまともに勝負したらあかん」「ホームランじゃなくてよかった」「まず、村上の前にランナー貯めたらあかん」「村上勝負でタイムリーヒットやむ無しなのか?」「村上と勝負するのほんまにやめて欲しい」「歩かせときゃよかったやろ」「村上敬遠で満塁策もあったんやで」「村上の抑え方って存在するんですか?」などの声があがっていた。

 村上は2日の中日戦では第2打席目に決勝3ランを放ち、2002年松井秀喜(巨人)以来20年ぶりとなる日本人シーズン50本塁打を達成。シーズン119試合目での大台は、13年バレンティン(ヤクルト)の111試合、02年カブレラ(西武)の117試合に次ぐ、歴代3位の速さで到達。日本人選手としては、64年王貞治(巨人)、86年落合博満(ロッテ)の122試合目を抜き、日本人歴代最速の記録となった。

 4日の中日戦では第3打席に中日先発・高橋宏から2ランを放ち、今季51号を記録。打率も.341に上げ、2位・大島(中日=打率.322)との差を1分9厘差に広げリーグ首位を快走。51本塁打、125打点は2位に大差をつけ首位独走のため史上最年少3冠王へ向け力強く歩を進めている。

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2022年9月6日のニュース