ヤクルト“田口の魂の8球”延長11回、午後11時過ぎ、雨中の甲子園無死一、二塁斬り雄叫びS「田口神」

[ 2022年9月6日 23:53 ]

セ・リーグ   ヤクルト8―6阪神 ( 2022年9月6日    甲子園 )

<神・ヤ>11回延長戦を制しタッチを交わす阪ヤクルトナイン(撮影・後藤 正志)
Photo By スポニチ

 ヤクルトの田口麗斗投手(26)が6日、阪神戦(甲子園)の延長11回無死一、二塁のピンチにマウンドに上がり8球で3アウトを奪い雄叫びを上げド派手なガッツポーズで締めた。

 午後11時を過ぎた横殴りの雨が降りしきる甲子園。表の攻撃で6―6の同点から塩見の執念の中前2点適時打で勝ち越しを決めた直後に7番手・大西が連打を浴び無死一、二塁のピンチを招く。試合時間が5時間を超え、強い雨が降る甲子園にファンの声が地鳴りのように響く中、大西に代わりマウンドに上がったのは田口だった。

 気迫にあふれた表情でマウンドに上がると、無死一、二塁から6番・佐藤輝を3球勝負で空振り三振に斬る。続いて7番・糸原は初球高めのストレートで遊飛に仕留めた。4球で2死を奪い、最後は8番のロハス・ジュニアを4球目のスライダーで空振り三振に仕留め雄叫びを上げガッツポーズ。今季セ・リーグ2番目となる5時間17分の激闘に終止符を打った。

 SNS上でヤクルトファンは田口の魂の8球締めに「田口様 渾身の一球 雨中のガッツポーズ ナイスピッチング」「田口神」「田口くんと木澤くんの雄叫びカッコよすぎるんですが」「色々ありましたが塩見、田口ありがとう!みんな風邪引きませんように」「田口ナイスセーブ!」「田口がヒーローやろ田口ほんまありがとう」「僕たちは田口のガッツポを忘れない」など快投を称える声であふれた。

続きを表示

この記事のフォト

2022年9月6日のニュース