大谷翔平 今季6度目1試合2発 31号、32号でリーグ単独2位浮上 チームも大勝

[ 2022年9月6日 13:33 ]

ア・リーグ   エンゼルス10-0 タイガース ( 2022年9月5日    アナハイム )

<エンゼルス・タイガーズ>7回、ソロ本塁打を放つ大谷 (撮影・白鳥 佳樹)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(28)は5日(日本時間6日)、本拠地アナハイムで行われたタイガース戦に「3番・DH」で先発出場。第4打席でこの日2本目、リーグ単独2位となる32号本塁打を放った。この一打でメジャー通算500安打に到達した。大谷は5打数3安打3打点で、チームは10-0でタイガースを下して2試合ぶりの白星を挙げた。

 1試合2発は8月5日(同6日)アスレチックス戦以来、今季6度目。

 タイガース先発は左腕タイラー・アレキサンダー。8月20日の前回対戦では左中間二塁打、右前打、見逃し三振で3打数2安打だった。

 初回、トラウトが右前打で出塁し、大谷は1死一塁から右越え二塁打。走者として2点目のホームを踏んだ。

 3回の第2打席も再びトラウトが左翼線二塁打で1死二塁で迎えた。アレキサンダーが投じた真ん中に入った初球の直球を完璧にとらえて右越え2ラン。打球速度111.4マイル(約179.3キロ)、打球飛距離382フィート(約116.4メートル)、角度19度だった。第3打席は一直だった。

 そして、先頭で迎えた7点リードの7回。タイガースの3番手右腕・ヒルが投じた初球のカーブをとらえて左中間ソロ。速度108・6マイル(約174・8キロ)、飛距離416フィート(約126・8メートル)、打球角度は31度。ア・リーグでは独走するジャッジ(ヤンキース)に次ぎ、アルバレス(アストロズ)を抜いて単独2位に浮上した。第4打席は歴代最多7度のサイヤング賞を受賞したロジャー・クレメンスの四男で外野手登録のコディと対戦。見逃し三振に倒れた。

 大谷は前日が休養日で、8月8日のアスレチックス戦以来、今季5度目の欠場。この日は2試合ぶりの試合出場となった。

 ア・リーグMVPを争うヤンキースのジャッジはニューヨークで行われたツインズ戦の6回、2番手のトレバー・メギルから左越えに54号2ランをマーク。3日と4日のレイズ戦を含めて3試合連続で本塁打を記録し、ここ7戦では5本目となった。ジャッジの現時点でのシーズン本塁打ペースは65本。これは1961年にロジャー・マリスが記録したチーム記録の61本を4本上回る計算になる。

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