2発の大谷翔平 第5打席は本職外野手クレメンス息子の109キロに三振 相手はガッツポーズ!

[ 2022年9月6日 13:39 ]

ア・リーグ   エンゼルス-タイガース ( 2022年9月5日    アナハイム )

4番手で登板したタイガースのクレメンス(AP)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(28)は5日(日本時間6日)、本拠地アナハイムで行われたタイガース戦に「3番・DH」で先発出場。31号、32号を放った後に迎えた8回の第5打席は見逃し三振だった。自身初の1試合3発はならなかった。

 エンゼルスが大量10点リードの8回、タイガースの4番手で登板したのは外野手登録のコディ・クレメンスだった。父のロジャーは歴代最多7度のサイヤング賞を受賞し、通算354勝の剛腕。1ボール2ストライクと大谷を追い込み、外角低めに68マイル(109キロ)のボールを投じて見逃し三振となった。コディは今季6試合目の登板で、これが自身初奪三振だった。

 クレメンスは昨季ア・リーグMVPの大打者を打ち取ったことに加え、投手として初の奪三振とあって、ガッツポーズで大喜び。打ち取った球を記念球としてベンチに預け、このイニングを終えるとタブレットで対戦映像をうれしそうに振り返っていた。

 コディはクレメンスの四男で、2015年にドラフト35巡目でアストロズから指名を受けたが契約せずに大学進学。2018年にドラフト3巡目でタイガースに指名されて入団した。長男コビーはアストロズなど、三男ケイシーもブルージェイズなどでそれぞれプレーした。

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