阪神「14年の再現」2位から日本S進出へ打のキーマンは9月男・大山 投は9月不振の青柳が心配?

[ 2022年9月6日 05:15 ]

阪神・大山
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 【タイガース マンスリーデータ】阪神は借金2を抱えてのリーグ3位で、まずは2位が目標になる。CS制度が始まった07年以降、7シーズンで2位になっているが、8月終了時点から順位を上げて2位になったのは14年と20年だけだ。

 ただ、20年は新型コロナウイルスの影響で6月開幕となり、CSも開催されなかった(パ・リーグは開催)。14年は全144試合終了時点では3位ながら、2位の広島が最終戦で敗れて順位が入れ替わった。今季の阪神も試合消化が早くセ・リーグで最初に全日程終了となりそうだ。少しでも優位を保って日程を終え、他球団に重圧をかけられるか。2位からCSを制して日本シリーズ出場を果たした再現を狙いたい。

 打のキーマンは大山。例年9月は好調で、今季も4試合で15打数6安打の打率・400、通算打率・298を誇る。18年9月16日のDeNA戦では敵地で3本塁打を放ちセ・リーグタイ記録の1試合6安打もマーク。9日からはDeNA2連戦を控えるが、今季は横浜で29打数3安打と苦戦。得意の「9月」で打破したい。

 一方で9月に不振なのがエースの青柳だ。20年からは9試合で1勝もしておらず7連敗中。通算20試合で4勝9敗と最も多く負け越しており、月別防御率4・09も4~9月ではワースト。昨季は初回の失点が4度しかなかったが、3度が9月に集中した。予告先発された6日のヤクルト戦でも、立ち上がりの投球に注目したい。

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