日体大・矢沢、どんな場面でもマイペース 筋金入りの度胸

[ 2022年9月6日 05:20 ]

首都大学野球3回戦   日体大3-4筑波大 ( 2022年9月5日    サーティーフォー相模原 )

ティーボールの初試合であくびをする大物ぶりを見せた小学1年時の矢沢(家族提供)
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 【記者フリートーク】日体大・矢沢は表情を変えない。リーグ戦のピンチでも、8月1日のプロ・アマ記念試合でプロと対戦しても無表情だった。どんな場面でもマイペースを貫く度胸は筋金入りだ。町田リトルに所属していた小学1年時、バッティングティーにボールを置いて打撃を行う「ティーボール」のデビュー戦で誰もが緊張する中、マウンドであくびをして周囲を驚かせた。

 闘志は心に秘める。今春は優勝を逃して出場できなかった全日本大学野球選手権。神宮で行われた亜大と上武大の決勝をバックネット裏で観戦した。生観戦の理由を問うと「暇だったのが一番です」と返ってきたが、11月には同球場で明治神宮大会が行われる。試合を見つめる表情からは“絶対、ここに来る”という意思を感じた。(アマチュア野球担当・柳内 遼平)

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