42歳のヤクルト石川 6勝目の権利を得て降板!6回途中4失点の粘投

[ 2022年9月6日 20:32 ]

セ・リーグ   ヤクルトー阪神 ( 2022年9月6日    甲子園 )

<神・ヤ(20)>ヤクルト先発・石川(撮影・平嶋 理子)
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 ヤクルトの石川雅規投手(42)が6日の阪神戦(甲子園)で先発登板し、6回途中6安打4失点(自責2)も、今季6勝目の権利を持って降板した。

 阪神戦は相性が良く、ここまで計11イニングを無失点に抑えるなど、2戦2勝。この日も、上々の立ち上がりで3回までを無失点に抑えた。しかし、1点リードで迎えた4回1死一、二塁の場面で、佐藤輝に右前適時打を浴び、同点に。続く糸原の内野への当たりを、オスナが後逸し、その間に勝ち越しを許した。

 それでも打線がベテラン左腕を強力に援護した。1点ビハインドで迎えた5回1死二、三塁の好機で、山崎の適時三塁打で同点に追いつくと、続く中村の犠飛で逆転に成功。さらに村上が左中間への特大の52号ソロを放った。

 石川は、6回2死で坂本に左前打を許したところで、2番手の木沢へバトンを渡した。

 前回登板の先月23日は、新型コロナから復帰し、約1カ月ぶりの1軍登板となった。初回に3ランを浴びるも、真骨頂の粘りの投球で5回3失点と好投。13年の山本昌(中日)以来プロ野球史上7人目、大卒では初の500試合先発を達成した。

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