男子ワンツーの宇野昌磨、山本草太ともにファイナルへ「心強い」「良いお手本が身近にいる」

[ 2022年11月19日 22:53 ]

フィギュアスケートGPシリーズ第5戦NHK杯 ( 2022年11月19日    真駒内セキスイハイムアイスアリーナ )

<NHK杯男子フリー>2位の山本草太(左)とフォトセッションする宇野昌磨(撮影・長久保 豊)
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 男子でショートプログラム2位の宇野昌磨(トヨタ自動車)がともに今季ベストとなるフリー188・10点、合計279・76点で逆転優勝を飾った。SP首位の山本草太(中京大)も準優勝を果たし、ともに12月のファイナル(トリノ)出場権を獲得した。

 日本勢でワンツーを飾り、表彰式では記念撮影も。会見ではジュニアの頃から切磋琢磨(せっさたくま)してきた互いの存在についての質問もあった。宇野は「一緒にファイナルに行けてうれしい。日々練習を見ていて、練習でちゃんとできているので試合でより応援したくなる。練習で素晴らしい演技をしているのを間近で見ているから、試合の結果にもつながっていた」と話し「もっともっと成長していくと思うし、ファイナルに(三浦)佳生くん、草太くんと行くことが心強い。年齢は僕が年上なので、皆さんにとって手本となれるようにスケートと向き合いたい」と話した。

 宇野の発言を聞いた山本は「ジュニアの頃は昌磨くんとジュニアGPやファイアルに出場していた。シニアに入ってから結果を残せていなかった。また一緒に出られてうれしく思っている。今回の試合も昌磨くんに近い順位を取ることを目標のひとつにしていて、達成できた。また次の試合に向けて良いお手本が身近にいる。たくさん吸収して背中を見て頑張りたい」と語った。

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