湘南乃海が西幕下筆頭で勝ち越し　新十両へ大きく前進　残り3番「しっかり気を引き締めて」

大相撲九州場所7日目 （ 2022年11月19日    福岡国際センター ）

＜大相撲九州場所＞湘南乃海が千代の海をはたき込みで下す（撮影・中村　達也）
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　西幕下筆頭の湘南乃海（24＝高田川部屋）が元十両の千代の海（29＝九重部屋）を破って4連勝で勝ち越しを決めた。

　立ち合い当たってからすぐに右へ動いてはたき込み。「立ち合いは意識して踏み込んだけど、とっさに体が…」と、相手が低すぎたところを見逃さなかった。勝ち越しが懸かる大事な一番へ臨む心境は「緊張しすぎて何も覚えてないです」と振り返った。

　18歳で幕下に昇進してから6年、ついに関取の座が見えてきた。まだ新十両昇進当確とは言えないが、大きく前進する白星。確実とするためにも大事になってくる残り3番へ向け「体は動けているので、しっかりと気を引き締めて頑張ります」と意気込んだ。