友野一希、251・83点で4位 「自分の強さと向き合おう」ツイッターから思考を転換 

[ 2022年11月19日 21:54 ]

フィギュアスケートGPシリーズ第5戦NHK杯第2日 ( 2022年11月19日    真駒内セキスイハイムアイスアリーナ )

<NHK杯男子フリー>演技する友野一希(撮影・長久保 豊)
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 男子フリーが行われ、SP4位の友野一希(上野芝ク)がフリー3位となる166・76点をマークし、合計251・83点で4位となった。

 「こうもり序曲」に乗って、冒頭の4回転―3回転の連続トーループを決める。だが、続く4回転サルコーの回転が抜け、4回転トーループで転倒。以降のジャンプは成功させながら、表彰台には届かなかった。

 納得できる演技とはならなかった中で、演技を終えた後の取材エリアでは、これまでとは違う自分で臨んだことを明かした。

 「昨日の夜から切り替えて…。今までは自分の弱さと向き合っていて、次は何かと考えた時に、足りないのは自信だなと。自分の強さと向き合おうと思った。何を弱気になっているんだろうと思って、もったいないと」

 SPを終えた前夜。ふとツイッターを見ていると、自分の実力を認めてくれている人が多くいた。それは、常に応援してくれているファンだけではなかった。年々、成長を実感していることを周りも評価してくれていることが、新たな気づきにつながった。

 「トップで戦えるという自覚を持たないと、これ以上はない。自分を下げるのはやめようと思った」

 ネガティブではなく、ポジティブに。これからは強気な姿勢を貫いていく。

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2022年11月19日のニュース