GP2連勝のペア“りくりゅう”好相性の秘けつ明かす「人間的な性格のバランスが良い」

[ 2022年11月19日 14:02 ]

フィギュアスケートGPシリーズ第5戦NHK杯第2日 ( 2022年11月19日    札幌市・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ )

<NHK杯>演技をフィニッシュし細かなミスもセーフと笑う三浦璃来&木原龍一(撮影・長久保 豊)
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 ペアSP首位の三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)はフリーでもトップの137・91点を出し、合計で自己ベストの216・16点でGP2連勝を飾った。三浦は「初めてデススパイラルでレベル3が取れて、凄い成長」と話し、木原も「シーズンベスト、パーソナルベスト出せたので良かった」と語った。

 演技後には、苦笑いを浮かべて「セーフ」のジェスチャーをした三浦は「(曲に間に合うように)完璧に終えることができたモーション」と説明し、その後は「スロールッツの後のリフトで“やばい、ミスをしてしまった”という動き」と話した。

 12月のファイナル(トリノ)出場権を獲得し、三浦は「レベルの取りこぼしを見直し、フリーを重点的に滑り込みたい」と強調。初出場を決めた昨年はコロナ禍の影響でファイナルが中止となっただけに、木原は「昨年進出決めていたが、オミクロン株の影響でなくなって残念だった。また出場できるのでうれしくおもう。細かい課題が見つかったので修正したい」と話した。

 2人の相性について木原は「まず1つ目はスケーティングのタイプが似ている。一歩の滑り出し、氷の滑り出しが似ている。無理せずトップスピードに乗れる。2人ともスピードが出すことが大好きで、ないほうが怖いと思っている。2つ目は人間的な性格のバランスが良い。しっかり者と抜けているのを補う。それが合っている」と分析。日本勢の注目度の高まりについて問われると、木原は「ここで終わったら見ていただけない。結果を残し続けること大切」と改めて決意を語った。

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2022年11月19日のニュース