坂本花織 SP2位発進も「ふがいない」 60点台にとどまり「これが現状」

[ 2022年11月19日 04:40 ]

フィギュアスケートグランプリ(GP)シリーズ第5戦NHK杯第1日 ( 2022年11月18日    札幌市・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ )

<NHK杯 女子SP>演技する坂本花織(撮影・長久保 豊)
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 女子SPでは68・07点で2位発進となった昨季の世界選手権優勝の坂本花織(22=シスメックス)は「ふがいない」という言葉を連発した。冒頭のダブルアクセル(2回転半)を決めながら、3回転ルッツは踏み切り違反、後半のフリップ―トーループの連続3回転は回転不足に。60点台にとどまり「これが現状。スピードがないと自分は(うまく)できないので、そこが原因かな」と厳しい表情で振り返った。

 昨季は北京五輪銅、世界選手権制覇と飛躍を遂げた。新たなシーズンを迎え、まだ心身ともに仕上がっていないことは自覚している。ただ、コロナ禍での変則大会を含めれば、伊藤みどり以来となる3連覇が懸かる今大会。「追いかける方が楽なので。てっぺんを目指して、できることをやりたい」とフリーでの逆転優勝を見据えた。

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2022年11月19日のニュース