ラグビー日本代表 ハーフ団は斎藤、李が先発 18日フランス戦の登録メンバー23人発表

[ 2022年11月19日 04:22 ]

実戦形式の練習でボールキャリーするSH斎藤直人
Photo By スポニチ

 ラグビー日本代表は18日、「リポビタンDツアー2022」最終戦となる20日のフランス戦(仏トゥールーズ)の登録メンバー23人を発表し、ハーフ団はSH斎藤直人(25=東京SG)、SO李承信(21=神戸)を先発に起用した。2人は7月9日に国立競技場で行われたフランス戦も先発。世界2位を相手に15―20と善戦に導いた。この日の全体練習でも、あうんの呼吸でフォーメーションや戦術を確認した。

 今回の遠征で2人は宿舎で同部屋。ラグビー以外の会話も弾むそうで「恋愛話とかする。良いコンビ」と李承信。オフフィールドでは、ちゃめっ気たっぷりに信頼関係を構築してきた。7月の敗戦以降はそろってビデオを見ながらデータを確認。斎藤は「前回も組んだのでイメージの共有がしやすい。キックとアタックのバランスを考える」と話し、司令塔の李承信は「リベンジとして必ず勝つ」と金星を約束した。

 ≪イングランド戦から先発5人を入れ替え≫ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチは、13―52で完敗したイングランド戦から先発5人を入れ替えた。WTB松島をリザーブに配置し、CTBでの出場がメインだったライリーをWTBで起用。CTB中野は今秋のテストマッチ初先発で、ノンキャップのSO中尾もメンバーに入れた。今年最後の試合でテコ入れを決断し「フランスは世界ランキング2位で12連勝している。難しいことだが、我々のゴールは勝つこと」と語気を強めた。

続きを表示

2022年11月19日のニュース