“かなだい”表彰台届かず…村元哉中・高橋大輔組が6位 小松原美里・尊組は9位

[ 2022年11月19日 18:23 ]

フィギュアスケートGPシリーズ第5戦NHK杯 ( 2022年11月19日    真駒内セキスイハイムアイスアリーナ )

<NHK杯アイスダンスフリー>演技する村元哉中&高橋大輔(撮影・長久保 豊)
Photo By スポニチ

 フィギュアスケートGPシリーズ第5戦NHK杯は19日、アイスダンスのフリーダンス(FD)が札幌市内の真駒内セキスイハイムアイスアリーナで行われた。前日のリズムダンス(RD)で5位だった村元哉中、高橋大輔組(関大KFSC)は103・68点、合計178・78点で6位。RDで8位だった小松原美里、尊組(倉敷FSC)はシーズンベストとなる97・65点、合計164・30点で9位だった。RD1位だったフルニエボードリー・サアアンスン組(カナダ)が124・75点、合計210・41点で優勝した。

 日本初お披露目となる「オペラ座の怪人」で会場を魅了した。前半の距離の長い見せ場のリフトを力強く決めると、豊かな表現力と息の合ったターンで2人の世界観に観客を引き込む。前半のツイズルが少しタイミングがずれたが、最後のリフトも気迫で決め、演技後はハグで称え合った。FD=技術点56・18、演技構成点47・50で103.68点(RD=75.10)。

 第3滑走の小松原組は、冒頭で安定したリフトを見せると、ツイズルもそろえ躍動。前後半のリフトもパワフルに決め、最後は力強くフィニッシュ。2人衣装に配されたオレンジ色が華麗に舞った。シーズンベストの演技を終え美里は「いいチャレンジ。次につながる一歩になったと思います」と納得の表情。尊も「スケートカナダの時よりはエネルギーを出すことができた」と振り返っていた。FD=技術点56・07、演技構成点43・58、減点―2・00で97.65点(RD=66.65)。

続きを表示

この記事のフォト

2022年11月19日のニュース