堀島 まさか16位…予選2回目へ、第2エアの着地乱れ「簡単にいかなかった」

[ 2022年2月4日 05:30 ]

北京五輪 フリースタイルスキー モーグル男子予選1回目 ( 2022年2月3日    雲頂スノーパーク )

力強い滑りを見せる堀島だったが…
Photo By 共同

 好事魔多し。自他共に認める日本のエース堀島だが、第2エアの着地が乱れて16位。5日の決勝前に行われる予選2回目に回ることが決まり、「1回目で通過したかったが、そうも簡単にはいかなかった」と振り返った。

 第1エアでは高さのあるフルツイストを完璧に着地。中間セクションもスピードに乗ってきれいなターンを見せたが、「勢いで跳んでしまった」と、第2エアでコブに着地し、あわや尻もちをつくほど体勢を乱した。20点満点のエア点は13・67点で、ターン点も46・2点と伸び悩んだ。

 4年前も金メダル候補に挙がりながら、決勝2回目に転倒して11位。五輪の女神は、堀島に再び試練を与えるのか。「ここからまた(予選1回分)増えるので、頑張りたいと思う」と、ややこわばった表情で必死に前を向いた。

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2022年2月4日のニュース