川内優輝「厚底に変えたことが大きい」 自己ベストの要因明かす

[ 2021年2月28日 13:22 ]

びわ湖毎日マラソン ( 2021年2月28日    滋賀県大津市・皇子山陸上競技場発着 42・195キロ )

川内優輝
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 109回目のマラソンとなった川内優輝(33=あいおいニッセイ同和損害保険)は、自己ベスト記録となる2時間07分27秒をマークして10位。目標としていた2時間7分台のタイムに「10年前から思い続けていた7分台を出せてうれしい。信じて諦めなくて良かった」と喜びをかみ締めた。

 今回、好タイムを出せた要因は1月31日の大阪国際女子マラソンでペースメーカー(PM)を務めるにあたって「練習の内容を落としてボリュームを多くした。つまり、がつがつとスピードをやらずにスタミナ的な余裕を持ってしっかり距離を積むことができた」という。また、厚底シューズも取り入れた。「厚底に変えたことが大きい。ただ、何もしなくても厚底だと速くなるというわけではなくて、筋トレも必要。この2カ月間くらい試しで履いていたけどハムストリングスが張る感覚があったので、レッグカールを週に3回取り入れて対応した」と明かし、「そうしたことが今回の結果につながった」と語った。

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2021年2月28日のニュース