マラソン日本新の鈴木健吾 見据えるは世界でのレース「日の丸をつけて戦えるように」

[ 2021年2月28日 12:39 ]

びわ湖毎日マラソン ( 2021年2月28日    滋賀・皇子山陸上競技場発着の42・195キロ )

富士通・鈴木健吾
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 今大会を最後に滋賀での開催を終え、大阪マラソンに統合されるびわ湖毎日マラソンが28日、大津市・皇子山陸上競技場発着の42・195キロで行われ、鈴木健吾(25=富士通)が2時間4分56秒の日本新記録で初優勝。大迫傑(ナイキ)の持っていた日本記録の2時間5分29秒を33秒更新する好タイムで、びわ湖の“ラストラン”に花を添えた。

 レース直後、充実した表情で会見場に姿を見せた鈴木は「率直な感想としてはびっくり。強い選手がいっぱいいたけどチャンレジしようと思っていたのですごくうれしい」と安ど。レースについて「32キロくらいから様子を見ていた。37キロくらいで仕掛けようと思っていた時に36キロの給水を取りそこねたので、そこで“いこう”と思った」と振り返った。

 今後、見据えているのは世界でのレース。「まだまだ力はないけど、世界選手権、次のオリンピックで日の丸をつけて戦えるように少しずつ力をつけたい」と意気込んだ。

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2021年2月28日のニュース