帝京大4位　山上りの5区・細谷が初の区間賞　総合3位へ「復路にも強い選手がそろっている」

第97回東京箱根間往復大学駅伝　往路 （ 2021年1月2日    東京・大手町～神奈川・箱根町　5区間、107・5キロ ）

4位でゴールする、区間賞の帝京大・細谷（撮影・尾崎　有希）
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　帝京大の細谷翔馬（3年）が山上りの5区（20・8キロ）を制した。8位でたすきを受けると、1時間11分52秒で走破して4位でフィニッシュ。同学年の3区・遠藤大地、4区・中村風馬の好走にも刺激を受け、「（5区までに）少しずつ順位を上げてくれて、前が見える位置で3位を目指して走った」と振り返った。

　同大では初となる5区区間賞。「帝京は例年、山がいい順位ではなかった。悪いイメージを覆したいという思いで走った」。これまで00、13、20年の総合4位が最高で、今年はトップ3を狙っている。「復路にも強い選手がそろっているので、3位以内を目指して頑張ってほしい」と細谷は期待を込めていた。