【茨木克治氏 観戦記】底力見せた関学大 明暗分けたラン攻撃

[ 2019年12月16日 05:30 ]

アメリカンフットボール 第74回甲子園ボウル   関学大38―28早大 ( 2019年12月15日    甲子園球場 )

<関学大・早大>甲子園ボウルを制し、歓喜の関学大の選手たち(撮影・山口 和洋)
Photo By スポニチ

 さすが関学大だ。第3Q終盤に逆転されると底力を発揮した。リーグ戦でやや精彩を欠いたWR阿部は、しっかり照準を合わせた印象だ。第1ダウンやTDを取りにいく大事な場面で働いた。

 前半はランで思うように稼げず、苦戦の要因になった。これは早大守備を称えるべき。LB池田主将は1メートル68と小柄ながら、同じLB野城、DL亀掛川、二村とともに中央を守る4人が闘志を前面に出して食らいついた。それでも関学大はRB三宅が切れ味鋭いカットを武器にペースをつかみ、前田と2人で計194ヤード。早大のラン攻撃は計100ヤードに満たず、この差が結果にに現れた。

 早大はQB柴崎とWRブレナンのホットラインが前評判通りに活躍。そして「どんなことをしても勝つ!」という闘志がみなぎっていた。3点差に追い上げた第2Q残り1分余りでオンサイドキック、6点を追う第3Qにパント隊形からギャンブルを試みた。どちらも失敗したものの、高岡勝監督と池田主将を中心に勝利を求める姿勢でまとまり、好勝負を演じた。(元同大、大産大監督、現大産大コーチ)

続きを表示

「羽生結弦」特集記事

「NBA」特集記事

2019年12月16日のニュース