桃田、大逆転4年ぶり王者!東京「金」加速!五輪前年ビッグタイトル総なめ「自分を褒めたい」

[ 2019年12月16日 05:30 ]

バドミントン ワールドツアーファイナル最終日 ( 2019年12月15日    中国・広州 )

男子シングルス決勝でギンティン(右)を破って優勝した桃田
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 各種目の決勝が行われ、男子シングルスは世界ランキング1位の桃田賢斗(25=NTT東日本)が同8位のアンソニーシニスカ・ギンティン(23=インドネシア)に2―1で逆転勝利。4年ぶり2度目のファイナル制覇を成し遂げ、20年東京五輪に弾みをつけた。男子ダブルスの遠藤大由(33)、渡辺勇大(22)組(日本ユニシス)、女子ダブルスの永原和可那(23)、松本麻佑(24)組(北都銀行)はともに敗れ、初優勝を逃した。

 ツアーの年間上位8人だけで争われるファイナルを制し、桃田が左拳を握りしめた。前身のスーパーシリーズファイナル初制覇から4年ぶりの頂点に立ち、「凄くきつかったけど、よくやったなと自分を褒めたい」としみじみ語った。

 起死回生の7連続得点だった。直近の対戦では敗れていた難敵ギンティンのスピードに手を焼き、第1ゲームを失った。第2ゲームを死守したが、最終ゲームは5―12の大差をつけられた。「心が折れそうになったが、折れるわけにはいかなかった」。相手が消極的になった変化を見逃さず、たたみかけた。12―12に追いつくと、その後はワンサイド。87分の大逆転劇だった。

 19年は主要国際大会11勝。元世界ランキング1位で五輪3大会連続銀メダルの名選手リー・チョンウェイ(マレーシア)が持っていた年間最多記録を塗り替え「彼の記録を抜いたのは本当にうれしいけど、自分でいいのかなっていう複雑な気持ちもある」と率直に話した。棄権を除く73試合で67勝6敗。勝率は驚異の91・8%となった。格付けの高い今大会を制し、東京五輪出場は確実。最高の形で五輪前年を締めくくった。

 持ち味の堅守のスタイルから、スピードに磨きを掛けて絶対王者へと変貌を遂げた。だが、ここがゴールではない。「このままだといずれ抜かれて置いていかれる。来年もスピードを上げて、コントロールすることをテーマに、もっと上を目指す」。一戦必勝を貫く求道者は、一切の慢心なく五輪イヤーへと向かう。

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