伊藤美誠 Gファイナルから帰国、日本人最上位の女子単4強 五輪の来年へ「実力出し切りたい」

[ 2019年12月16日 15:13 ]

卓球のワールドツアー・グランドファイナルから笑顔で帰国した日本女子のエース・伊藤美誠
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 女子卓球の伊藤美誠(19=スターツ)が16日、ワールドツアー・グランドファイナル(中国)から笑顔で帰国した。

 
 シングルスで日本人最上位の4強入りを果たし、同郷の水谷隼(30=木下グループ)とペアを組んだ東京五輪で新たに採用される混合ダブルスでも準優勝を飾るなど日本女子のエースとして一定の成果を挙げた。

 「来年の目標は1試合1試合をいつも通りやり抜いて、自分らしく勝ちきること。一戦一戦やり切ることによって大きな目標に届くと思うのである大会、ある大会に自分の実力を出し切りたいなと思います。あと半年、やり切って誰にも負けない選手になりたいなと思ってます」

 年内最後の国際大会を終え、東京五輪が控える2020年への抱負を口にした。

 昨年、早田ひな(19=日本生命)とのペアで優勝を飾った女子ダブルではエリートアカデミー所属の長崎美柚(17)、木原美悠(15)組が初優勝を果たした。伊藤、早田よりさらに若い“ダブルみゆう”には「ダブルスではまだ、戦ったことがないので、(1月の)全日本でもし戦えたら楽しみだなって思います。戦型も早田選手と組むときは全く同じなので、すごく見習うところもありますし、本当にいいところを取り合って一緒に頑張っていけたらなと思います」とエールを送った。

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2019年12月16日のニュース