「ディテールにこだわった」リーチ主将 途中出場で流れ変えた「意思統一できたことが勝因」

[ 2019年9月28日 19:40 ]

ラグビーW杯1リーグA組   日本19―12アイルランド ( 2019年9月28日    エコパ )

<日本・アイルランド>アイルランドを破り、試合後、抱き合う稲垣(1)とリーチ。左はトンプソン (撮影・久冨木 修) 
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 ラグビー日本代表は1次リーグ第2戦で世界ランキング2位のアイルランドに19―12で勝利。A組最大の敵を下す2大会連続のジャイアントキリングを成し遂げ、1次リーグ2連勝で初の決勝トーナメント進出へ大きく前進した。

 フランカーのリーチ・マイケル主将(30=東芝)は、負傷したマフィに代わって3―12の前半31分から途中出場。「リザーブスタートでいつでも出る準備はしていた。必ず入った時にインパクトを残すことは意識していた」と話す通り、体を張ったプレーでチームを引っ張り歴史的勝利に大きく貢献した。

 「やってきたことをすべて出したと思うので、選手もスタッフ全員もよくやったと思う」と仲間を労ったキャプテン。「プレッシャーがかかった時に相手がやることがはっきり見えてきた。自分たちがやることは、ディテールにこだわった。勝ちたいというメンタリティーが一番重要だったし、やってきたことを信じること、意思統一できたことが勝因だと思う」と語った。

 第3戦は10月5日のサモア戦(豊田ス)。「30分くらい喜んで、あとは次のサモア戦に向けて準備しないといけない。しっかり切り替えたい」と早くも次の戦いに目を向けていた。

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2019年9月28日のニュース