アイルランド最後の決断、元日本代表・廣瀬氏が説明「トライを取れる確率はどれぐらい?と考えた末の決断」

[ 2019年9月28日 23:20 ]

ラグビーW杯1次リーグA組   日本19―12アイルランド ( 2019年9月28日    エコパ )

<日本・アイルランド>日本に敗れ、肩を落とすアイルランド代表(撮影・吉田 剛)
Photo By スポニチ

 日本が歴史的勝利を挙げたアイルランド戦の後半40分過ぎ、大きくタッチに蹴り出して試合を終わらせたアイルランドの選択について、元日本代表主将の廣瀬俊朗氏(37)が自身のツイッターで解説した。

 試合を生中継したNHKで解説を務めた廣瀬氏は、中継の中で「アイルランドは勝ち点1を取りにいったのかもしれませんね」と話していたが、試合後にツイッターを更新して再び説明。「アイルランドの最後のキック。タッチに蹴って、試合終了。7点差以内のため、勝ち点1ゲット。もし、攻めて、ボールを取られて日本が点を入れたら、勝ち点は0。もし、最高の形でトライをとって、キックが入れば、勝ち点2。あのエリアから、トライを取れる確率はどれぐらい?と考えた末の決断」とツイートすると、フォロワーからは「わかりやすい説明ありがとうございます」の声が集まった。

 日本に逆転を許して7点を追うアイルランドは後半40分が経過した後、自陣インゴールでボールを手にしたが、タッチに蹴り出して試合終了を迎えた。敗戦でも7点差以内なら勝ち点1を得られるため、確実にボーナスポイントを得ることを選択したとみられる。

続きを表示

2019年9月28日のニュース