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貴ノ富士 会見で現役続行熱望「処分あまりに重く受け入れられない」

[ 2019年9月28日 05:30 ]

涙を浮かべながら会見する貴ノ富士(撮影・白鳥 佳樹)
Photo By スポニチ

 大相撲秋場所前に2度目の暴行問題を起こした西十両5枚目・貴ノ富士(22=千賀ノ浦部屋)が27日、東京都千代田区の文部科学省で、代理人同席のもと、会見を開いた。日本相撲協会の理事会で、自主的な引退を促される中、これを受け入れずに現役続行の希望を明言した。

 報道陣約100人が駆けつけた会見場。無数のフラッシュが飛ぶ中、貴ノ富士は若手力士たちへの暴力や差別的発言を事実と認めて謝罪した一方「処分はあまりに重く受け入れられない。愚かな行いを反省し、自らの身を戒め、土俵に戻って相撲道に精進したい」と現役続行を熱望した。

 日本相撲協会から自主的な引退を促されたばかりの貴ノ富士は、師匠の千賀ノ浦親方(元小結・隆三杉)からも「引退しろ」と数回通告されたという。だが、「事実を伝えたい」との理由で、周囲の制止を振り切って会見に臨んだ。

 一番の問題である暴力について「強くは叩いてません」と訴えた。師匠らがコブや腫れがないことも確認済みといい、協会の発表内容との食い違いを主張した。問題発覚の当日は、被害者の実家に謝罪へ行こうとしたが、同親方に「却下された」という。

 悪質な発言については「元々、千賀ノ浦部屋の兄弟子が呼んでいた」と強調。一方、新弟子の指導について「言葉で伝わらない時、どう指導したらいいか教えてもらっていない」とし、暴力再発防止を目的とした研修も「正直、(内容が)伝わってない」と話した。

 協会側は貴ノ富士が自ら引退を申し出ない場合は、コンプライアンス委員会による追加答申を受け、臨時理事会で処分を決める。

 ▼芝田山広報部長(元横綱・大乃国) 報告した通り自主引退を促しており、正式な返答がないためコメントできない。申し出があったら次の対応をする。

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