【東京五輪まで1年】萩野 引退危機乗り越え「ブラさず」連覇へ 8月東京W杯で復帰狙う

[ 2019年7月24日 09:00 ]

東京五輪開幕まであと1年

競泳の萩野公介
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 16年リオデジャネイロ五輪男子400メートル個人メドレー金メダリストの萩野公介(24=ブリヂストン)はモチベーション低下を理由に4月の日本選手権を欠場した。韓国・光州で開催中の世界選手権の出場権を逃して無期限休養に入ったが、5月から母校・東洋大のプールで練習を再開。「東京五輪の目標は複数種目の金メダル獲得。そこはブラさずにやる」と連覇への意欲は失っていない。

 2月のコナミオープンの予選で精彩を欠き、決勝を棄権。指導を受ける日本代表の平井伯昌ヘッドコーチに「水泳が嫌いになりつつある」と漏らした。一時は引退も頭をよぎったが「このまま終わっていいのか。やめるのは今じゃない」と現役続行を決断。早ければ8月のW杯東京大会でレース復帰する。

 ◆萩野 公介(はぎの・こうすけ)1994年(平6)8月15日生まれ、栃木県出身の24歳。作新学院高、東洋大を経て、ブリヂストンに所属。16年リオデジャネイロ五輪で優勝した400メートル個人メドレーなど4つの日本記録を持つ。1メートル77、71キロ。

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2019年7月24日のニュース